
ピンポン発祥の地、クロイドンへ
トラムは昔のチンチン電車をモダンにしたような、低床の軌道電車。ロンドン郊外の始発駅、ウインブルドンからトラムに乗ると、終点はクロイドンです。この街はピンポン発祥の地として知られています。19世紀の後半、この街に住むジェームズ・ギブという人が発明したスポーツ。最初は葉巻タバコのケースの蓋をラケットにして、シャンパンやワインのコルクを丸く削ったものをボールにしたそうです。ボールの行方が心配だったでしょうね。この遊びが上流階級の人の間で人気を集め、しだいにラケットやボールに工夫が凝らされていきました。
イギリス人には「ピン、ポン」と聴こえた
葉巻タバコのラケットは木に羊の皮を張ったものに、ボールはコルクからセルロイド製のものに変化しました。この羊の皮のラケットは後に「バンジョーラケット」と呼ばれるようになったそうです。あの、楽器のバンジョーですね。そして、太鼓のように大きなバンジョーラケットにボールが当たると、イギリス人の耳には「ピン、ポン」と聴こえたらしいのです。だから、この遊びはピンポン(Ping Pong)と呼ばれるようになりました。日本人の耳には「ポコン、ポコン」でしょうか。これが卓球の始まり。それにしても、テニスの街から電車に乗ると、終着駅はピンポンの街だったなんて、ちょっと笑えますね。
卓球用品でメンタル面の不安を解消
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